ゆとり文系女子がIT企業に就職して3年目になりました

15卒の文系女子がプログラマーとして働く日常

「6月1日」なんて読みますか

こんにちは、佐藤です。

今日は6月1日ですね。
6月1日。なんて読みます?
そうです、ろくがつついたち。四月一日は「わたぬき」とかは置いといて。ふと思い出した話があるのでそれをお話しします。
私が大学生の時に母から電話がかかってきたんですが、すごく声のトーンが低くて。まさか身内に不幸が……!とか思った瞬間に母の口から出た言葉がこれでした。

「『ついたち』って知ってる?」

時が止まりましたね。どこかのDIO様がザ・ワールドしましたね。

私「ついたち……?ついたちってあのついたち?」
母「ついたちって漢字で書ける?」

馬鹿にしとんのか。そう思いました。ついたちは「一日」でしょ、と答えると母は安心したようにだよねえ、と言いました。詳しく聞いてみると母の会社に入ってきた某超有名大学出身の新人の男の子が、先輩に「ホワイトボードのAっていうプロジェクトの締め日5月1日って書いといて」って言われたことからこの事件は起きます。「はい」と返事があったので先輩は自分の仕事に戻りホワイトボードのことは特に気に留めてなかったようです。しかし次の日何気なくホワイトボードを見るとプロジェクトAの欄に締め日が書いてないことに気づきました。新人君も入ったばっかりで緊張して忘れたのだろう、でも与えられた仕事はどんなに小さくても本人にやらせよう、と再度新人君にホワイトボードの件を伝えました。すると「すぐに書きます」と言い席を立ったので、またその先輩は気にすることなく自分の仕事に戻りました。そしてその日の夕方、その先輩は上司から呼び出されます。その内容が新人君に任せたホワイトボードの締め日の件でした。

上司「君のプロジェクトAの件だけど、締め日を伸ばしたってことは先方にはもう伝えてあるんだよね。工数とかお金の件は納得してもらってる?」
先輩「えっ、何の話ですか?締め日は先日先方とミーティングした際に決めた日から変えてませんが…」
上司「ホワイトボードに書いてある日だろ?」
先輩「そうです、〇〇さん(上司)も同席されましたよね」
上司「同席したが、その日から2週間以上伸ばす理由を聞きたい」
先輩「何の話ですか?締め日は5月1日ですが…」
上司「ホワイトボードには20日になっていたが」
先輩「えっ」

ここで先輩は気づきました。ホワイトボードに締め日を書くのを新人君にお願いしていたことを。その場はなんとか収め、今度は先輩が新人君を呼び出しました。

先輩「僕は君に1日ってきちんと伝えたよね。どうして20日って書いたの?記憶違いは仕方ないけど、記憶に自信がなかったらすぐに確認して。連絡用のボードの情報が間違ってるとみんなに迷惑がかかるんだから」
新人「あの……『ついたち』ってなんですか」
先輩「…………え?」

そうです。彼は『ついたち』を知らなかったんです。普通に生活してたら『ついたち』を聞かずに22年も生きることって難しいと思うんですけど、彼は知らなかったんですね。というか聞いたことがなかったんです。よくよく話を聞くと『ついたち』が何かわからなくて書けなかったらしいです。そこで聞くことも出来ず。で、次の日また言われてしまったので何か書かなくてはと思い「5月20日」と書いたそうです。なぜ20日なのかは知りませんが(笑)その先輩は「『ついたち』って聞かない……?えっと、その月の初めの日のこと、なんだけど……」と『ついたち』の説明をしたらしいです。なかなかしないですよね。小学生じゃあるまいし。って思いましたが、私にも思い当たるフシがありました。

私は高2まで「ゴールデンレトリバー」ってお肉の名前かと思ってました。

冗談でも何でもなく。
わたし犬や猫が好きじゃなくて。動物園は好きだけど、それは近づかないってわかってるから。だからたぶんペットというものがダメ。実家は犬飼ってたけど(笑)私はその犬がオスかメスかも知らない。そのくらい「興味が無い」んだと思います。
そう、でも、私はゴールデンレトリバー知らなかったこと、というか聞いたことあるけど勘違いしてた単語とかって、本当にただただ知らないだけなんですよね。
まあ、一日とゴールデンレトリバーは違うかもしれないけど。
この話から何を言いたいかというと、自分の常識世間の常識が通じなくても、それはその人のたった一部であって全否定しちゃダメだよって話。彼はすごく頭のいい大学を出てます。実際仕事はすごくできるみたいです。でも、「ついたち」を知らなかった。
でもやっぱりこのことはすごく話題になったみたいです。

私は「ようか」と「はつか」を間違えそうになるけどなあ。